遺産相続:遺産分割協議がまとまらない
2020.11.19解決事例
依頼主 60代 男性
相談前
20年程前に父が亡くなりましたが、兄弟姉妹間の感情の対立が激しく、遺産分割協議がまとまらずに現在に至っています。
先日、母が亡くなり、母の相続については遺言がありますが、父の相続と併せて解決したいです。
相談後
父の相続につき遺産分割調停の申立てを行い、母の相続については遺言どおりに相続することを条件に、父の相続につき調停をまとめて、両親の相続問題が解決しました。
弁護士からのコメント
相続問題は、相続人の確定、遺産の範囲、遺産の評価額の確定、遺産分割の方法等、法的な問題点も多くありますが、相続人間で感情的な対立があり、話し合いすらできない場合が少なくありません。
遺産分割調停は、裁判所の手続の中で、相続問題を柔軟に解決できる場です。
弁護士を代理人とすることで、感情的な対立がある相続人と直接協議することなく解決できますし、法的に自らに不利な調停の成立を防ぐことができます。