遺産相続:遺留分の請求を受けたケース
2020.11.19解決事例
相談前
父が、次男に全財産を相続させる旨の遺言を残して亡くなった後、長男が、次男に対し、自らの遺留分を主張して、金銭の支払を求めてきました。
相談後
長男に、父親から金銭的な援助を受けていたことを認めさせて、次男に対する請求額を減額させました。
弁護士からのコメント
遺留分とは、法律で相続人に認められている、最低限の取り分をいいます。
遺留分の額は、相続財産の額や、生前に相続分の前渡しといえるような経済的な援助があったか否か等により、左右されます。
法的な主張と、立証活動を行うことで、遺留分の額は変動する可能性があります。
遺言で、特定の人にだけ遺産が譲渡されている場合には、一度弁護士にご相談されることをおすすめします。