箕輪法律事務所

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物損事故

物損事故とは

  • ケガを負った人はいない
  • 車両本体が破損、故障した
  • 壁やガードレールなどに接触し傷つけた

など、死傷者はおらず、物が壊れたなど物的な損害のみが発生した場合の事故をいいます。

一方で人身事故は、人の身体に何らかの損害が発生した場合の事故を指します。

物損事故と人身事故の違い

大きな違いは以下の3点です。

  • 人身の場合は、自賠責保険の最低限補償がありますが、物損事故は補償されない
  • 物損事故では、被害者が加害者側の過失を証明する必要がある
  • 賠償金請求の相手方が異なる

物損事故では、人身事故と比較して請求できる賠償金の種類が少ないのが通常です。それは、物損事故には慰謝料の項目がないためです。
また万が一、犬や猫などが被害に遭ったとしても動物は法律上「物」扱いのため、慰謝料請求の対象になることは滅多にありません。

物損事故が起きた際の処理の流れ

不幸にも事故に遭ってしまった場合、まずは落ち着いて正しい事故処理をするように心がけましょう。
この処理を誤ってしまうと、思いがけない違法行為になってしまったり、後々の手続きで不利になってしまう可能性もありますので、注意が必要です。

警察へ連絡する

まず、事故が発生したら警察へ通報しましょう。
加害者がどうしても通報をしない場合は、必ず被害者が通報するようにしましょう。

加害者の連絡先を控えておく

事故に遭ってしまった場合、相手の連絡先を必ず聞いてメモしてください。
保険の手続きや示談へ影響することもあるため、必ず相手の連絡先を控えておきましょう。

保険会社へ連絡する

そしてご契約されている保険会社があれば、保険会社への連絡も、事故発生後できるだけ早めに連絡してください。
一般的には、事故発生から60日以内が期限となっていることが多いようです。

物損事故の損害賠償について

物損でも慰謝料は請求できる?

物損事故の賠償項目に慰謝料は存在していません。過去の判例の中にはごく稀に物損事故でも慰謝料が認められたケースがありますが、それらは特殊なケースですので、原則は慰謝料の請求は認められていません。

治療費はどうなる?

そもそも治療が必要ということは、ケガをしていることになります。
物損事故として処理されている場合でも、ケガをしているのであれば人身事故となるため早急に切り替える必要があります。

物損事故で保険金をもらえないケースと対処法

相手側が自賠責保険にしか加入していない

相手が自賠責以外の任意保険に加入していない場合は、相手方から直接修理代などをもらうしかありません。
自賠責保険には物損事故をカバーする項目がないためです。

相手側の任意保険に対物賠償の項目がない

相手側が自賠責以外の任意保険に加入していたとしても、その内容が対物補償のないものであれば保険金はもらえません。

相手側が非を認めず、保険会社に連絡しない

厄介なケースは、相手側が非を認めず保険会社へ連絡をしないときです。
保険会社というのは、加入者に賠償する義務があるときにのみ示談交渉などの手続きをスタートさせます。
したがって、相手側に非があると確定されなければ保険金を受け取るどころか話し合いにすらなりません。

いずれの場合も、ご自身で対処するのは困難です。
どうすれば良いのかわからないときは、早い段階で弁護士に依頼することをおすすめします。

法律相談45分まで 5,000円(税込)

事前にご予約いただければ、平日夜間や
土日祝日の面談も可能です。

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